都城市議会 2020-12-16
令和 2年第6回定例会(第7日12月16日)
令和 2年第6回定例会(第7日12月16日)
令和二年第六回
都城市議会定例会議事日程(第七号)
十二月十六日(水曜日) 午前十時開議
第一 諸般の報告
※議案の
審議①(委員長報告・質疑・討論・採決)
第 二 議案第一二五号 都城市
火災予防条例の一部を改正する条例の制定について
第 三 議案第一二六号 都城市山田町公の
施設条例等の一部を改正する条例の制定につ
いて
第 四 議案第一二七号 都城市
保育所条例の一部を改正する条例の制定について
第 五 議案第一二八号 都城市
養護老人ホーム条例の一部を改正する条例の制定につい
て
第 六 議案第一二九号 都城市
国民健康保険税条例の一部を改正する条例の制定につい
て
第 七 議案第一三〇号 都城市
地区体育館条例の一部を改正する条例の制定について
第 八 議案第一三一号 都城市
後期高齢者医療に関する条例の一部を改正する条例の制
定について
第 九 議案第一三二号 都城市
都市公園条例の一部を改正する条例の制定について
出 席 議 員
中 村 千佐江 君 森 り え 君
別 府 英 樹 君 迫 間 輝 昭 君
川 内 賢 幸 君 小 玉 忠 宏 君
山 内 いっとく君 西 川 洋 史 君
岩 元 弘 樹 君 永 田 浩 一 君
赤 塚 隆 志 君 杉 村 義 秀 君
畑 中 ゆう子 君 榎 木 智 幸 君
上 坂 月 夫 君 大 浦 さとる 君
江内谷 満 義 君 荒 神 稔 君
佐 藤 紀 子 君 中 田 悟 君
音 堅 良 一 君 黒 木 優 一 君
長 友 潤 治 君 徳 留 八 郎 君
福 島 勝 郎 君 神 脇 清 照 君
筒 井 紀 夫 君 永 田 照 明 君
広 瀬 功 三 君
欠 席 議 員
な し
説明のための出席者
市長 池 田 宜 永 君
副市長(総括担当) 児 玉 宏 紀 君
副市長(事業担当) 岩 﨑 透 君
総合政策部長 吉 永 利 広 君
総務部長 中 山 誠 君
市民生活部長 徳 留 光 一 君
環境森林部長 四 元 文 明 君
福祉部長 黒 木 千 晶 君
健康部長 川 村 幸一郎 君
農政部長 折 田 健太郎 君
ふるさと産業推進局長 東 安 幸 君
商工観光部長 田 中 芳 也 君
土木部長 後 川 英 樹 君
会計管理者 新 宮 博 史 君
上下水道局長 島 田 一 男 君
消防局長 坂 本 鈴 朗 君
山之口総合支所長 枝 村 孝 志 君
高城総合支所長 長 丸 省 治 君
山田総合支所長 江 藤 博 之 君
高崎総合支所長 小牟田 裕 行 君
総務課長 竹 下 昌 治 君
教育長 児 玉 晴 男 君
教育部長 栗 山 一 孝 君
事務局職員出席者
局長 恒 吉 和 昭 君
次長 別 府 雅 彦 君
次長補佐兼
総務担当主幹 紺 谷 智 穂 君
議事担当主幹 上 新 憲 一 君
調査法制担当主幹 黒 原 敏 彦 君
議事担当副主幹 水 渕 一 樹 君
調査法制担当副主幹 東 丸 三 朗 君
調査法制担当主査 河 端 博 史 君
調査法制担当主査 西 村 清 香 君
=開議 十時〇〇分=
○議 長(
江内谷満義君) おはようございます。
ただいまの出席議員は、定足数に達しております。
これより直ちに、本日の会議を開きます。
本日の会議は、議席に配付いたしております議事日程第七号によって進めることにいたします。
◎日程第一 諸般の報告
○議 長(
江内谷満義君) 日程第一 「諸般の報告」を行います。
本定例会中、法令等に基づく執行機関からの新たな報告については、議席に配付いたしております「諸般の報告について」のとおりであります。
以上で、諸般の報告を終わります。
◎日程第二 議案第一二五号
○議 長(
江内谷満義君) 日程第二 議案第一二五号「都城市
火災予防条例の一部を改正する条例の制定について」を議題といたします。
◎
総務委員長報告
○議 長(
江内谷満義君) 本件について、
総務委員長の報告を求めます。
○
総務委員長(山内いっとく君) (登壇)ただいま議題となりました議案第一二五号につきまして、
総務委員会が去る十二月十日に審査の付託を受け、翌十一日に委員会を開催し、審査を行いました。その経過及び結果を報告いたします。
議案第一二五号「都城市
火災予防条例の一部を改正する条例の制定について」は、令和二年八月二十七日に公布された「
対象火気設備等の位置、構造及び管理並びに
対象火気器具等の取扱いに関する条例の制定に関する基準を定める省令の一部を改正する省令」により、これまで規定されていた
電気自動車等の
急速充電設備の全出力の上限が二百キロワットまで拡大され、併せて火災予防上必要な措置を定めるとともに、従前の規定についても火災予防上必要な措置の見直しが行われ、
急速充電設備を設置する際の位置、構造及び管理に関する条例の制定基準について規定が整備されました。これに伴い、所要の改正をするものであります。
以上が審査の経過であります。
採決の結果、議案第一二五号の議案につきましては、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
これをもちまして、
総務委員長の報告といたします。
◎質 疑
○議 長(
江内谷満義君)
総務委員長の報告が終わりましたので、これより質疑に入ります。
質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議 長(
江内谷満義君) 質疑はないようですので、質疑を終結いたします。
◎討 論
○議 長(
江内谷満義君) これより討論に入ります。
討論はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議 長(
江内谷満義君) 討論はないようですので、討論を終結いたします。
◎採 決
○議 長(
江内谷満義君) これより採決を行います。
議案第一二五号は
委員長報告のとおり、原案を可決することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議 長(
江内谷満義君) 御異議なしと認めます。
よって、議案第一二五号は、原案を可決いたしました。
◎日程第三 議案第一二六号から 日程第九 議案第一三二号まで
○議 長(
江内谷満義君) 次に、日程第三 議案第一二六号「都城市山田町公の
施設条例等の一部を改正する条例の制定について」から、日程第九 議案第一三二号「都城市
都市公園条例の一部を改正する条例の制定について」までの、以上七議案を一括議題といたします。
◎
文教厚生委員長報告
○議 長(
江内谷満義君) 本件について、
文教厚生委員長の報告を求めます。
○
文教厚生委員長(別府英樹君) (登壇)ただいま議題となりました七議案につきまして、
文教厚生委員会が去る十二月十日に審査の付託を受け、翌十一日に委員会を開催し、審査を行いました。その経過及び結果を報告いたします。
まず、議案第一二六号「都城市山田町公の
施設条例等の一部を改正する条例の制定について」は、都城市山田町公の施設条例が包括する七つの施設のうち、都城市山田体育館を都城市都市公園以外の公園に関する条例に、都城市山田木之
川内体育センター及び都城市
山田農業者トレーニングセンターを都城市
地区体育館条例にそれぞれ移管し、併せて都城市
山田農業者トレーニングセンターの名称を都城市
山田谷頭トレーニングセンターとし、同センターの附属施設の使用料を追加するため、関係条例の改正を行うものであると、執行部から説明がありました。
次に、議案第一二七号「都城市
保育所条例の一部を改正する条例の制定について」は、運営を休止している
天神保育所と
豊満保育所について、保育所としての用途を廃止するため所要の改正を行うものであり、
天神保育所の跡地は公売予定地として、
豊満保育所は農産園芸課の倉庫として活用する予定である、との説明がありました。
次に、議案第一二八号「都城市
養護老人ホーム条例の一部を改正する条例の制定について」は、都城市
山田養護老人ホーム霧峰園を、令和三年四月から建物の無償譲渡及び土地の無償貸付により民営化するため、所要の改正を行うものであると、執行部から説明がありました。
次に、議案第一二九号「都城市
国民健康保険税条例の一部を改正する条例の制定について」は、所得税法の改正により
個人所得課税が見直されることに伴い、
国民健康保険税の軽減措置に影響が生じるため、
軽減判定基準を見直し、
国民健康保険税の負担水準に大きな影響が生じないよう所要の改正を行うものである、との説明がありました。
次に、議案第一三〇号「都城市
地区体育館条例の一部を改正する条例の制定について」は、耐震補強が困難であるという耐震診断の結果を受けた現在の都城市
上長飯一万城地区体育館を、都城東公園内に移転・新築し、併せて、
地区体育協会等からの要望を踏まえ、体育館の名称を都城市
妻ケ丘地区体育館へ変更するため、所要の改正を行うものである、との説明がありました。
次に、議案第一三一号「都城市
後期高齢者医療に関する条例の一部を改正する条例の制定について」は、
租税特別措置法に係る延滞金等の特例規定の改正に伴う文言の改正に加え、延滞金及び還付加算金の額の計算における割合の下限を追加するものである、との説明がありました。
最後に、議案第一三二号「都城市
都市公園条例の一部を改正する条例の制定について」は、令和九年開催予定の
宮崎国民スポーツ大会に向け、
ソフトテニス競技場の整備工事の着手に伴い、令和三年四月から
都城運動公園の一部施設を閉鎖するため、所要の改正を行うものである、との説明がありました。
以上が、審査の経過であります。
採決の結果、議案第一二六号、議案第一二七号、議案第一二八号、議案第一二九号、議案第一三〇号、議案第一三一号及び議案第一三二号については、いずれも全会一致で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
これをもちまして、
文教厚生委員長の報告といたします。
◎質 疑
○議 長(
江内谷満義君)
文教厚生委員長の報告が終わりましたので、これより質疑に入ります。
質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議 長(
江内谷満義君) 質疑はないようですので、質疑を終結いたします。
◎討 論
○議 長(
江内谷満義君) これより討論に入ります。
討論はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議 長(
江内谷満義君) 討論はないようですので、討論を終結いたします。
◎採 決
○議 長(
江内谷満義君) これより採決を行います。
議案第一二六号、議案第一二七号、議案第一二八号、議案第一二九号、議案第一三〇号、議案第一三一号及び議案第一三二号の、以上七議案の採決を一括して行います。
本件はいずれも
委員長報告のとおり、原案を可決することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議 長(
江内谷満義君) 御異議なしと認めます。
よって、以上七議案は、いずれも原案を可決いたしました。
◎日程第一〇 議案第一二三号から 日程第一三 議案第一三五号まで
○議 長(
江内谷満義君) 次に、日程第一〇 議案第一二三号「専決処分した事件の報告及び承認について」から、日程第一三 議案第一三五号「
都城市営住宅条例の一部を改正する条例の制定について」までの、以上四議案を一括議題といたします。
◎
建設委員長報告
○議 長(
江内谷満義君) 本件について、
建設委員長の報告を求めます。
○
建設委員長(神脇清照君) (登壇)ただいま議題となりました四議案については、
建設委員会が去る十二月十日に審査の付託を受け、翌十一日に委員会を開催し、審査を行いました。審査を行った経過及び結果を報告いたします。
議案第一二三号「専決処分した事件の報告及び承認について」は、駒発電所に河川水を取り入れるための取水堰に設けられている排砂門が、七月の豪雨の排砂作業中に破損したため、復旧を緊急に行う必要が生じたことから、令和二年度都城市
電気事業特別会計補正予算として、工事請負費、補償補填及び賠償金を計上したものであります。
なお、工事請負費は、破損した排砂門を改修するための
排砂ゲート製作及び据付工事や仮設道路及び仮締切工事を実施するための経費であり、年度内に完了する見込みがないため、繰越明許費として所要の措置を講じたものであります。
また、補償補填及び賠償金については、
仮設道路施工に伴う立木伐採による補償のため計上したものであります。
委員からは、今回の破損の原因や駒発電所の施設の老朽化に対する状況等について質疑があり、執行部からは、損傷箇所が水中にあるため詳細な原因究明はできていないが、排砂門のゲート本体とゲートを通る溝に固い異物が挟まったことによる動作不能の可能性があることや、排砂門にあるエンジン式の巻上機が昭和四十年代製の旧式のものであり、過剰に負荷がかかった際に自動停止するような安全装置がなかったため、停滞の状態で引き上げようとし、巻上機自体も損傷したような状況であると、答弁がありました。
また、故障や破損があった際に、随時新しいものに取り替えているところであるが、堰堤や導水路等についてはまだ古いままであると、答弁がありました。
議案第一三三号「都城市
農業集落排水施設条例の一部を改正する条例の制定について」は、
農業集落排水施設については、
一般廃棄物処理体系の中で農業集落におけるし尿、
生活雑排水等の汚水処理を行うために設置しているが、あらゆる事業等に伴う廃水等も処理可能と受け取られかねない条文となっていることから、条文の整理を行い、また、都城市
公共下水道条例における手続、罰則等との整合を図るため、所要の改正を行うものであります。
委員からは、汚水の定義について質疑があり、執行部からは、今回の改正により定義された汚水は、し尿、生活雑排水及び事業排水であり、事業排水については、工場廃水、雨水、その他
排水処理施設の機能を妨げるおそれのある排水を除くものである、との答弁がありました。
次に、議案第一三四号「
都城広域都市計画下水道事業等受益者負担に関する条例の一部を改正する条例の制定について」は、
租税特別措置法に係る延滞金等の特例規定の改正に伴い、所要の改正を行うものです。
次に、議案第一三五号「
都城市営住宅条例の一部を改正する条例の制定について」は、山之口町の花木第三団地二十九棟百戸及び花木第四団地十六棟六十四戸の
簡易耐火平屋建住宅を花木第三団地に集約し、中層耐火五階建住宅二棟八十戸に建て替える事業を実施しており、現在建築中であるA棟が令和三年二月中旬頃に完成し、花木第三団地入居者の住み替えが完了した後、令和三年四月から既存住宅の解体撤去に着手する計画であるため、所要の改正を行うものです。
以上が審査の経過であります。
採決の結果、議案第一二三号につきましては、全会一致で承認すべきものとし、議案第一三三号、議案第一三四号及び議案第一三五号につきましては、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
ここで、
建設委員会からの要望を申し上げます。
駒発電所の電気事業は、環境問題が取り沙汰されている今、
温室効果ガス削減の一翼を担っている
再生可能エネルギーの率先的な事業であります。豪雨時の自然災害や老朽化により、安定的な事業継続が脅かされないよう、まだ更新されていない施設についても、早急な措置を講じるよう要望いたします。
これをもちまして、
建設委員長の報告といたします。
◎質 疑
○議 長(
江内谷満義君)
建設委員長の報告が終わりましたので、これより質疑に入ります。
質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議 長(
江内谷満義君) 質疑はないようですので、質疑を終結いたします。
◎討 論
○議 長(
江内谷満義君) これより討論に入ります。
討論はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議 長(
江内谷満義君) 討論はないようですので、討論を終結いたします。
◎採 決
○議 長(
江内谷満義君) これより採決を行います。
まず、議案第一二三号は、
委員長報告のとおり、承認することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議 長(
江内谷満義君) 御異議なしと認めます。
よって、議案第一二三号は、承認いたしました。
次に、議案第一三三号、議案第一三四号及び議案第一三五号の、以上三議案の採決を一括して行います。
本件はいずれも
委員長報告のとおり、原案を可決することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議 長(
江内谷満義君) 御異議なしと認めます。
よって、以上三議案は、いずれも原案を可決いたしました。
◎日程第一四 議案第一三六号
○議 長(
江内谷満義君) 次に、日程第一四 議案第一三六号「都城市道の
駅山之口条例の一部を改正する条例の制定について」を議題といたします。
◎産業経済
委員長報告
○議 長(
江内谷満義君) 本件について、産業経済委員長の報告を求めます。
○産業経済委員長(中村千佐江君) (登壇)ただいま議題となりました議案第一三六号「都城市道の
駅山之口条例の一部を改正する条例の制定について」は、産業経済委員会が去る十二月十日に審査の付託を受け、翌十一日に委員会を開催し、審査を行いました。その経過及び結果を報告いたします。
本件は、道の駅山之口の施設内の農林水産物処理加工施設に設置してあるプレハブ冷蔵庫及びプレハブ冷凍庫の使用に関して、利用者から利用に応じた費用の負担を求めるため、所要の改正を行うものであると、執行部より説明がありました。
採決の結果、議案第一三六号については、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
これをもちまして、産業経済委員長の報告といたします。
◎質 疑
○議 長(
江内谷満義君) 産業経済委員長の報告が終わりましたので、これより質疑に入ります。
質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議 長(
江内谷満義君) 質疑はないようですので、質疑を終結いたします。
◎討 論
○議 長(
江内谷満義君) これより討論に入ります。
討論はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議 長(
江内谷満義君) 討論はないようですので、討論を終結いたします。
◎採 決
○議 長(
江内谷満義君) これより採決を行います。
議案第一三六号は
委員長報告のとおり、原案を可決することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議 長(
江内谷満義君) 御異議なしと認めます。
よって、議案第一三六号は原案を可決いたしました。
◎日程第一五 議案第一三七号
○議 長(
江内谷満義君) 次に、日程第一五 議案第一三七号「令和二年度都城市
一般会計補正予算(第五号)」を議題といたします。
◎
総務委員長報告
○議 長(
江内谷満義君) 本件について、各委員長の報告を求めます。
まず、
総務委員長の報告を求めます。
○
総務委員長(山内いっとく君) (登壇)ただいま議題となりました議案第一三七号「令和二年度都城市
一般会計補正予算(第五号)」のうち、
総務委員会が審査の付託を受けた部分につきまして、審査を行いました経過及び結果を報告いたします。
まず、歳入予算の主なものにつきましては、今回の補正予算の財源として、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金等の国庫支出金及び財政調整基金等の繰入金が計上されております。
次に、歳出予算の主なものにつきましては、総合政策部においては、地域振興基金積立に要する経費として、令和三年度から令和六年度まで四年間の地域活性化事業分基金積立金が増額されております。
また、地域公共交通対策事業に要する経費として、市民の生活交通を維持するため、市内で路線バスを運行する事業者に交付する都城市路線バス事業継続等支援事業奨励金が増額されております。
総合政策部の審査においては、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金について、委員より、交付金を充当する事業について質疑があり、執行部からは、「新型コロナウイルス感染症拡大を防止するとともに、感染拡大の影響を受けている地域経済や住民生活を支援し、地方創生を図ることを目的として交付されている。交付金の充当については、地方公共団体の実情に応じて必要な事業に充当することが可能となっている。」との答弁がありました。
この新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金については、自由討議が行われました。
委員から、新型コロナウイルス感染症がどこまで広がるのか分からないが、ミートツーリズム推進事業等が実施できなくなった場合、交付金の取扱いはどうなるのか、との意見が出た一方、交付金は上限が決まっているので、不足する事業費や既存の事業に再充当するような形で満額、有効に使われるのではないか、などの意見が出されました。
これらの意見を踏まえ、再質疑を行い、執行部からは、「今回、補正予算に計上しているが、実際には執行の状況を見た上で、今後、歳入予算に残っている予算も計上する予定である。その際には、執行状況を踏まえ、充当先の見直しも図った上で提案したい。」との答弁がありました。
総務部においては、人事院勧告に伴う期末手当に係る支給月数の引き下げ改訂に準じた本市の特別職の職員及び一般職員の人件費の減額、また、人事異動の配置に伴う人件費が増額及び減額されています。
市民生活部においては、地域振興基金を活用した地域活性化事業に要する経費に、祝吉地区まちづくり協議会が事業実施主体として、地区内の通学路等の主要箇所に防犯カメラを設置する安心・安全なまちづくり事業費のほか、中郷地区まちづくり協議会が事業実施主体として、非接触型体温計を購入する健康管理支援事業費が計上されております。
総合文化ホール管理運営事業に要する経費として、施設利用の利用料返還金負担金が計上されております。
総合文化ホール管理運営事業については、委員より、施設利用の利用料返還金負担金について質疑があり、執行部から、「新型コロナウイルス感染症感染拡大防止対策として、市の要請に基づき、施設が休館等となったことから、その影響で施設利用ができなくなった利用者への利用料返還に伴うものである。今回、新型コロナウイルス感染症感染拡大防止を理由として施設利用のキャンセルの申し出があった場合には、利用者に対し施設利用料を還付している。これまで、総合文化ホールの
指定管理者である都城市文化振興財団・舞台事業組合共同事業体が還付したものに対し、市がその還付金額分を負担金として交付するものである。」との答弁がありました。
議会事務局においては、人事院勧告に伴う期末手当に係る支給月数の引き下げ改訂に準じた本市の議員報酬等が減額されています。
次に、第二表「繰越明許費補正」につきましては、民生費、農林水産業費、土木費及び災害復旧費に係る十三事業につきまして、年度内に完了する見込みがないため、所要の措置を講じるものです。
次に、第三表「繰越明許費補正」につきましては、山之口運動公園駐車場の調整池の整備に関し、繰越明許費の増額を行うものであります。
第四表「債務負担行為補正」につきましては、法人立認定こども園施設整備費補助金、都城圏域地場産業振興センター解体工事費補助金として、令和三年度までの整備・解体等に要する補助金等について、債務負担行為を設定するものであります。
また、し尿処理施設等管理包括委託については、令和三年度から令和五年度までの管理事業者を今年度内に選定するものであります。
第五表「債務負担行為補正」につきましては、九月補正で設定した花木第三団地解体工事について、令和二年度国庫補助金の内示に伴い令和二年度事業として実施するため、既に設定している債務負担行為の廃止を行うものであります。
第六表「地方債補正」につきましては、今回の補正に伴い、所要の措置を講じるものであります。
以上が審査の経過であります。
採決に当たり、議案第一三七号について、一部委員より、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金の充当先について、ミートツーリズム推進事業に、ほぼ交付金が充当されることについて反対である、との反対討論がありました。
一方、新型コロナウイルス感染症対応で苦しんでいる業界関係者のことを思うと、決して不適切な交付金の充当ではない、との賛成討論がありました。
採決の結果、議案第一三七号のうち、当委員会が付託を受けた部分については、委員長を除く六名の委員中、五名の賛成により、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
これをもちまして、
総務委員長の報告といたします。
◎
文教厚生委員長報告
○議 長(
江内谷満義君) 次に、
文教厚生委員長の報告を求めます。
○
文教厚生委員長(別府英樹君) (登壇)ただいま議題となりました議案第一三七号「令和二年度都城市
一般会計補正予算(第五号)」のうち、
文教厚生委員会が付託を受けた部分について、審査を行いました経過及び結果を報告いたします。
福祉部においては、自立支援給付費の報酬改訂に伴うシステム改修に係る経費の増額のほか、新型コロナウイルス感染症の影響による外出自粛等で高まる虐待リスクに備えた子どもの見守り体制強化のための家庭児童相談事業に要する経費等が計上されている、との説明がありました。
健康部においては、地域医療施設整備事業に要する経費として、都城市郡医師会病院が整備する頭腹部血管撮影装置の購入費補助や初期救急医療事業に要する経費として、都城夜間急病センター診療報酬等の収入減少に伴う指定管理料の増額等が計上されている、との説明がありました。
また、U-18 Football Camp運営事務局代表者徳丸裕一様からの指定寄附による新型コロナウイルス感染症対策用品の購入費が計上されております。
健康部の説明に対し、委員から、新型コロナウイルス感染症の影響による都城夜間急病センターの受診控えについて質疑があり、執行部からは、今年度の四月から十一月における利用者は、前年比六四%となっている、との答弁がありました。
教育委員会においては、国の学校保健特別対策事業費補助金を活用した小・中学校における新型コロナウイルス感染症対策の継続に必要な消耗品等の整備に要する経費や、公立学校情報機器整備費補助金を活用し、学校の急速なICT化による混乱を回避するための初期対応を行うGIGAスクールサポーターの委託料や遠隔学習等に使用するWebカメラの備品購入費等が計上されております。
また、高城生涯学習センターの修繕に伴う組替補正や体育施設の維持管理に要する経費として、地区体育館や早水公園体育文化センターの修繕料の増額のほか、堀之内真司様及び匿名の方からの指定寄附による図書購入費が計上されている、との説明がありました。
以上の説明に対し、委員から質疑がなされました。
まず、高城生涯学習センターについて、令和元年度決算審査時にも多額の修繕料が報告されていたことから、今後の修繕の見込みについて質疑がありました。執行部からは、同施設が建築されてから十年が経過しており、設備等の故障が度々発生している状況で、今後も修繕は予想される、との答弁がありました。
また、早水公園体育文化センターの修繕に至った経緯と今後の対応についての質疑に対しては、台風十号により天井から発生した水漏れがエレベーターへ侵入したことによるもので、原因については調査中であり、調査結果を待って早急に対応したい旨の答弁がありました。
以上が審査の経過であります。
採決の結果、議案第一三七号については、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決定しました。
ここで、本委員会としての意見・要望を申し上げます。
コロナ禍の受診控えにより、夜間急病センターの診療報酬も前年同期比で三六%ほど減少したようです。それに伴い、指定管理料を二千八百七十万円ほど増額補正することになりました。
今後、コロナ禍がどれくらい継続するかが見通せない中で、感染症指定医療機関である本病院は大変重要な機関であります。今後も情報交換を密に行いながら、稼働状況等を的確に把握し、適正な医療が継続できるよう、適切な支援を続けていただきたいと思います。
これをもちまして、
文教厚生委員長の報告といたします。
◎
建設委員長報告
○議 長(
江内谷満義君) 次に、
建設委員長の報告を求めます。
○
建設委員長(神脇清照君) (登壇)ただいま議題となりました議案第一三七号「令和二年度都城市
一般会計補正予算(第五号)」のうち、
建設委員会が付託を受けた部分について審査しました経過及び結果を報告いたします。
歳出予算の主なものについて申し上げます。
土木部において、現年発生公共土木施設補助災害復旧事業に要する経費として、工事請負費が計上されております。これは、台風十号により被災を受けた道路二か所、河川二か所の合計四か所の災害復旧工事を行うため増額補正したものと、説明がありました。
また、公営住宅施設整備事業に要する経費として、国から防災安全交付金の追加配分を受けたことにより、花木第三団地の建て替え整備に伴う既存住宅解体工事の工事請負費が計上されております。
また、台風十号による倒木等の被害により、街路樹管理業務や公園維持管理業務の委託料が増額されております。街路樹の被害箇所は十九路線で、主な被害は駅前通線のケヤキの倒木、母智丘通線の桜の倒木等であり、公園での被害箇所は六十八か所で、主な被害は早水公園、神柱公園等の倒木や枝折れ等であったと、説明がありました。
委員から、公園の樹木や街路樹に対する今後の計画や見直し等について質疑があり、執行部からは、定期的に剪定等を行っている状況ではあるが、対応が難しいところもあり、現在、間引きできるものはないか等、基本となる計画や基準を作成している段階であり、計画等の作成後は、随時、地元住民の理解を得ながら対応していくことになるかと思われると、答弁がありました。
また、豪雨により高野町でがけ崩れが発生した箇所において、次期降雨時の災害発生を防止するため、災害関連地域防災がけ崩れ対策事業費が計上されております。
委員から、災害関連地域防災がけ崩れ対策事業の採択要件等について質疑があり、執行部からは、採択要件として、激甚災害に指定され、市町村地域防災計画に危険箇所として記載されており、がけの高さが五メートル以上、人家が二戸以上、一か所の事業費が六百万円以上であること、という採択要件に基づいて申請していると、答弁がありました。
次に、上下水道局において、上下水道事業出資金として、上下水道事業が実施する災害対策である基幹水道構造物の耐震化事業に対する出資金が計上されております。
また、御池簡易水道事業補助金に要する経費として、施設供用等に係る経費負担金等に伴う補助金の増額や、農業集落排水事業負担金については、令和元年度決算額確定による操出基準額変更に伴う負担金の増額が計上されております。
以上が審査の経過であります。
採決の結果、議案第一三七号につきましては、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
ここで、本委員会の意見・要望を申し上げます。
公園等の樹木や街路樹の管理においては、倒木や落枝による市民の生命や財産に関わる事故を未然に防止するために、高木から低木への見直しを行ったり、巨木化・老木化した樹木は、樹木医等の専門家等による定期的な点検及び調査を行う等、適切な管理に取り組んでいただくよう要望します。
これをもちまして、
建設委員長の報告といたします。
◎産業経済
委員長報告
○議 長(
江内谷満義君) 次に、産業経済委員長の報告を求めます。
○産業経済委員長(中村千佐江君) (登壇)ただいま議題となりました議案第一三七号「令和二年度都城市
一般会計補正予算(第五号)」のうち、産業経済委員会が付託を受けた部分につきまして、審査いたしました経過及び結果を報告いたします。
歳出予算の主なものにつきましては、まず、商工観光部において、ミートツーリズム推進事業について、国が実施しているGoToトラベル事業との相乗効果により利用者が大幅に増加しており、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を財源として、ミートツーリズム推進事業費の増額が計上されております。
これに対し、委員から、新型コロナウイルス感染症の感染拡大地域からの利用状況について質疑があり、執行部からは、宮崎県・鹿児島県の利用者が九割以上であるが、関東地方・中国地方等からも若干利用がある状況である、との答弁がありました。
本件については、委員間の自由討議が行われました。
委員からは、本事業を利用して来訪される方々に対しても、感染拡大の防止対策を徹底していただくよう方策を講じる必要があるのではないか、との意見があり、委員長から、利用者側への感染防止対策における市の施策について再質疑を行いました。
執行部からは、旅行会社で構成される事業者団体において感染防止マニュアルが作成されており、本市にお越しになる際は、マニュアルにのっとった感染防止対策を徹底した上で、ツアーに参加いただくことを要請している、との答弁がありました。
これに対し、複数の委員から、厚生労働省が開発した新型コロナウイルス接触確認アプリCOCOAの使用について、マニュアルに言及されているか確認すべきである旨の意見があったため、委員長から再質疑を行いました。執行部からは、COCOAの使用については、マニュアルにおいて示されていない、との答弁がありました。
次に、環境森林部においては、コンテナ苗の生産に必要な給水設備の整備等の補助に要する経費として、森林整備促進事業費の増額等が計上されおります。
次に、農政部においては、降灰被害を軽減するための被覆施設等の設置補助に要する経費として、活動火山周辺地域防災営農対策事業費が新たに計上されるとともに、七月豪雨及び台風十号により被災した農地及び農業用施設の復旧に要する経費として、現年発生農地農業用施設災害復旧事業費の増額等が計上されております。
次に、ふるさと産業推進局においては、八月から十月末における指定寄附金の収入実績に伴い、ふるさと応援基金の積立金が増額されております。
以上が審査の経過であります。
採決の結果、議案第一三七号については、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
ここで、本委員会の意見・要望を申し上げます。
ミートツーリズム推進事業費については、現在、日本国内において新型コロナウイルス感染症拡大の第三波が本格化の様相を見せており、本市においても感染者が散見される状況となってきております。
市外から持ち込まれるリスクを極力回避するため、本事業に伴うツアーの造成や誘客に対しては、COCOAの使用を推奨すること、また、来訪者が会食を行うに当たっては、県が示しているみやざきモデルについて実践していただくことを求めるなど、事業利用者に対しても感染拡大防止の働きかけをしっかりと行っていただくことを要望いたします。
これをもちまして、産業経済委員長の報告といたします。
◎質 疑
○議 長(
江内谷満義君) 各委員長の報告が終わりましたので、これより質疑に入ります。
質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議 長(
江内谷満義君) 質疑はないようですので、質疑を終結いたします。
◎討 論
○議 長(
江内谷満義君) これより討論に入ります。
討論の通告がありますので、発言を許します。
まず、畑中ゆう子議員の発言を許します。
○(畑中ゆう子君) (登壇)ただいま議題となりました議案第一三七号「令和二年度都城市
一般会計補正予算(第五号)」につきまして、反対の立場で討論をいたします。
本補正予算は、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ三十億二千二百二万円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ一千百九十一億一千六百七十万八千円とするものです。
反対理由の第一が、行政のデジタル化、「デジタル・ガバメント」の問題です。補正予算として、個人番号カード交付事業に国からの補助金二千一万四千円と、マイナポイント事業費補助金として一千百五十九万六千円が計上されております。
本市は、市民の利便性向上のため、引き続きマイナンバーカードの交付率一〇〇%を目指すという目標を掲げています。マイナンバー制度は、社会保障、税、災害対策の三分野についてのみ共通番号を導入していますが、情報漏えいやなりすましの防止のため、個人情報を一元管理せず、年金の情報は年金事務所、地方税の情報は市町村と、分散して管理することになっています。それをマイナンバーカードの認証を利用して、マイナポータルで情報をまとめようというのですから、三分野以外にも制度を広げることになります。分散管理による安全性を揺るがし、マイナンバー制度を大本から変えることになります。利便性の高さはセキュリティレベルの低さと表裏一体であることが、ドコモ口座の不正引出し事件でもあらわになりました。マイナンバーカードやマイナポータルも同じことが言えます。
さらに、行政機関は、国内最大のデータホルダーです。情報は集積されるほど利用価値が高まり攻撃されやすくなります。情報漏えいを一〇〇%防ぐ完全なシステム構築は不可能で、一度漏えいした情報は流通・売買され、取り返しがつきません。だからこそ、個人情報保護のルールを強化する必要があります。しかし、国の個人情報保護法改定は、個人の権利・利益が実質的に守られるものになっていません。
日本の法律は、インターネット上に残る個人データの削除、消去、利用停止権の保障からほど遠く、忘れられる権利やプロファイリングに関する規定が明記されておりません。個人情報は、個人の人格尊重の理念の下に慎重に取り扱われるべきものであり、プライバシーを守る権利は憲法が保障する基本的人権です。どんな情報が集められているかを知り、不当に使われないよう関与する権利、自己情報コントロール権、情報の自己決定権を保障することが求められており、反対するものです。
さらに、デジタル化によって、個人データの管理を進め、マイナンバー制度で社会保障支出をさらに抑制しようとする問題があります。共通番号制度の導入は、各人が納めた税・保険料の額と社会保障の給付額を比較できるようにして、公正な給付と負担の名で徹底して給付抑制を実行し、国の財政負担、大企業の税・保険料負担を削減していくことが最大の狙いです。マイナンバー制度は、社会保障を、納めた税・保険料に相当する対価を受け取るだけの仕組みに変質させ、自助だけが優先され、自己責任に後退させるものであり、国民の権利としての社会保障を守るために反対するものです。
次に、第二に、ミートツーリズム推進事業に一億一千三百七十四万円の計上は、新型コロナウイルス感染症感染拡大が続く中であり、認めることができません。政府が打ち出すGoToキャンペーン事業と同じように、一度やり始めると後戻りすることが難しい問題があるからです。本事業は昨年度、国のGoToキャンペーンとの相乗効果により、名古屋や東海地区や韓国からの参加者が大幅に増加したことにより、本年度は昨年度の五倍に当たる二万一千三百六十人を見込んでいる事業となっております。これからが来年三月末までに、一万五千人の方に本市を訪れていただき、宿泊し、本市の肉と焼酎を食していただくための予算となっております。
政府は、十二月二十八日から来年一月十一日までの間、全国一律でGoToトラベルを一時停止することを決めました。各地で医療崩壊の危機が迫る中、遅すぎる判断ですが、地方への広がりを止めるためには直ちに中止すべきだと考えます。本市のミートツーリズム事業が新型コロナウイルス感染症の感染拡大を助長する危険性があり、ミートツーリズム事業を即時中止して、観光・宿泊業や飲食業等への直接支援に振り向けるよう求めるものです。
市民の皆さんが今求めているのは、新型コロナウイルス感染症対策です。市内のぜんそくの持病を持っておられる男性が、「自分が新型コロナウイルスに感染し、重症化したら死ぬしかない。」と話されていました。いつまで続くか分からない新型コロナウイルスとの戦いが、高齢者の皆さんを不安に陥れております。
全国の市町村で、高齢者施設等の職員などを対象に定期的な検査を実施する自治体が広がっています。厚生労働省は、十一月十九日付で、高齢者施設等の入所者または介護事業所等で発熱等の症状がある方については必ず検査を実施すること、高齢者施設等が必要と判断し実施した自費検査は新型コロナ緊急包括支援交付金の補助対象となることなどを示し、自治体に高齢者施設等でのPCR検査の徹底を要請しております。クラスター発生防止、高齢者の感染により重症者病床が不足する事態を防ぐため、PCR検査を戦略的に大幅に拡充することが求められております。
早期にPCR検査受検費用を助成し、無料で、定期的に受けられることを強く求めて、反対討論といたします。
○議 長(
江内谷満義君) 以上で、畑中ゆう子議員の発言を終わりま
す。
以上で、通告による討論を終わります。
ほかに討論はありませんか。
赤塚隆志議員。
○(赤塚隆志君) (登壇)ただいま議題となっております議案第一三七号「令和二年度都城市
一般会計補正予算(第五号)」について、賛成の立場で討論いたします。
本議案は、新型コロナウイルス感染症緊急対策第七弾として、市民生活に直結する事業の拡充を図るために提案された新規予算を含む補正予算案です。
対策事業の主なものとして、地域経済の回復を目的としたミートツーリズム推進事業や市民の移動手段である市内自主運行バス路線十六系統に対する支援の地域公共交通対策事業、さらには小・中学校における感染症拡大防止のためのマスクや消毒液、非接触型の体温計の整備など、経済対策と感染症拡大防止のためのバランスのとれた予算編成となっております。
特に、ミートツーリズム推進事業に関しては、春以降、観光客の激減などにより、相当なダメージを被っておられたホテル業界や飲食業などの関連団体に対する支援策として、大変重要な役割を担っております。令和二年十月時点で五千九百四名の利用実績があり、今後さらなる利用拡大が見込まれるとの観点から補正されるものであります。
利用者の多くは、県内や隣県など比較的感染症の少ない地域からの来訪者であり、今後も同様の傾向にあると考えられます。また、GoToトラベルの全国一斉の一時停止が、先日、政府の決定でなされましたが、前述しましたように、ミートツーリズムの利用者については、遠方からの来訪者がさほど多くない状況でありますので、大きな影響を受けないのではと考えております。
なお、これらの新型コロナウイルス感染症緊急対策事業については、国の新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金が充てられており、総額二十三億二千六百八十万八千円のうち一億一千三百七十四万円がミートツーリズム推進事業に充てられております。それ以外にも、がんばろう都城!事業者支援事業に十億円、都城市プレミアム付スマイル商品券発行事業に二億四百七十九万三千円、新型コロナウイルス感染症対策休業等要請関連事業に一億七千四百十万五千円などが充当されております。
また、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金の残額、約三億円につきましては、今後想定される様々な感染症対策において、状況を十分検討した上で再配分されることを、
総務委員会の審議の中で執行部より答弁をいただいております。このことから、今後も困窮されている関係業界・団体や事業者の支援に有意義に活用されていくことが想定されております。
なお、今回の補正予算第五号においては、新型コロナウイルス感染症緊急対策以外にも、初期救急医療事業費等の増額など、市民生活に密接に関係する補正予算が計上されております。
これらのことに鑑みると、議案第一三七号「令和二年度都城市
一般会計補正予算(第五号)」については、否決を構成する要因が見つからないことから、
委員長報告どおり可決に賛成するべきものと考えます。
以上で、賛成討論を終わります。
○議 長(
江内谷満義君) 以上で、赤塚隆志議員の発言を終わります。
ほかに討論はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議 長(
江内谷満義君) 討論はないようですので、討論を終結いたします。
◎採 決
○議 長(
江内谷満義君) これより採決を行います。
議案第一三七号については、押しボタンにより採決を行います。
表決に参加する議員は、参加ボタンを押してください。
参加ボタンの押し漏れはありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議 長(
江内谷満義君) 表決参加を締め切ります。
議案第一三七号は、原案を可決することに賛成の議員は賛成ボタンを、反対の議員は反対ボタンを押してください。
ボタンの押し間違いはありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議 長(
江内谷満義君) ないものと認めます。
賛成多数。
よって、議案第一三七号は原案を可決いたしました。
○議 長(
江内谷満義君) 午前十一時二十分まで休憩いたします。
=休憩 十一時 十分=
=開議 十一時二十分=
○議 長(
江内谷満義君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
◎日程第一六 議案第一三八号から 日程第二五 議案第一四〇号まで
○議 長(
江内谷満義君) 次に、日程第一六 議案第一三八号「令和二年度都城市
国民健康保険特別会計補正予算(第二号)」から、日程第二五 議案第一四〇号「令和二年度都城市
公設地方卸売市場事業特別会計補正予算(第一号)」までの、以上十議案を一括議題といたします。
◎
文教厚生委員長報告
○議 長(
江内谷満義君) 本件について、各委員長の報告を求めます。
まず、
文教厚生委員長の報告を求めます。
○
文教厚生委員長(別府英樹君) (登壇)ただいま議題となりました十議案のうち、
文教厚生委員会が付託を受けた三議案について、審査を行いました経過及び結果を一括して報告いたします。
まず、議案第一三八号「令和二年度都城市
国民健康保険特別会計補正予算(第二号)」の歳出予算については、一般被保険者保険税還付金の増額や令和元年度に実施された会計検査の指摘に基づく返還金等が計上されている、との説明がありました。
次に、議案第一三九号「令和二年度都城市
後期高齢者医療特別会計補正予算(第二号)」の歳出予算については、人事院勧告や異動に伴う一般職職員給の増額が計上されている、との説明がありました。
最後に、議案第一四一号「令和二年度都城市
介護保険特別会計補正予算(第二号)」については、法改正に伴う介護保険システム改修に係る増額や在宅高齢者転倒予防住宅改修事業に要する経費として、地域支援事業費から保健福祉事業費への組替補正等が計上されている、との説明がありました。
以上が審査の経過であります。
採決の結果、議案第一三八号、議案第一三九号及び議案第一四一号については、いずれも全会一致で原案のとおり可決すべきものと決定しました。
これをもちまして、
文教厚生委員長の報告といたします。
◎
建設委員長報告
○議 長(
江内谷満義君) 次に、
建設委員長の報告を求めます。
○
建設委員長(神脇清照君) (登壇)ただいま議題となりました十議案のうち、
建設委員会が付託を受けた六議案について委員会を開催し、審査を行った経過及び結果を報告いたします。
初めに、議案第一四二号「令和二年度都城市
電気事業特別会計補正予算(第二号)」については、電気事業担当職員の担当替えによる一般職職員給の過不足調整のための増額補正が計上されております。
次に、議案第一四三号「令和二年度都城市
水道事業会計補正予算(第一号)」については、資本的収入において、耐震化事業に対する出資金の増額、また、債務負担行為として、川東浄水場更新事業官民連携手法導入可能性調査業務委託が設定されております。
委員からは、この調査業務委託の内容について質疑があり、執行部からは、川東浄水場の老朽化による更新事業となるが、既存の浄水場を稼働させながらの難易度の高い工事となるため、コスト削減と民間業者の技術的能力を活用するために、従来の個別発注方式やDB方式、DBO方式等の中でどの発注方法が最適であるかを検討するための調査業務委託であると、答弁がありました。
議案第一四四号「令和二年度都城市
簡易水道事業会計補正予算(第一号)」については、収益的支出の事業費用において、徴収事務包括業務委託料及び施設供用事務費の負担額確定に伴う減額が計上されているほか、債務負担行為については、標準歩掛の改定に伴い設計金額に変更が生じたために、限度額の増額補正が計上されております。
議案第一四五号「令和二年度都城市
御池簡易水道事業会計補正予算(第一号)」については、収益的支出における事業費用として、決算見込みに基づく燃料費の減額や配水管の漏水修繕に伴う修繕費の増額が計上されております。
議案第一四六号「令和二年度都城市
公共下水道事業会計補正予算(第一号)」については、防災安全交付金の内示額の通知に伴い、国庫補助金及び関連する企業債等の減額補正が計上されております。
また、債務負担行為について、標準歩掛の改定により委託の見込額に変更が生じたため、限度額の増額が計上されております。
最後に、議案第一四七号「令和二年度都城市
農業集落排水事業会計補正予算(第二号)」については、収益的収入における負担金について、算定の基礎となる令和元年度決算値の確定による再算定に伴う増額や、資本的支出の単独建設事業費において、施設供用事務費の負担額の確定に伴う増額補正が計上されております。
以上が審査の経過であります。
採決の結果、議案第一四二号、議案第一四三号、議案第一四四号、議案第一四五号、議案第一四六号及び議案第一四七号につきましては、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
これをもちまして、
建設委員長の報告といたします。
◎産業経済
委員長報告
○議 長(
江内谷満義君) 次に、産業経済委員長の報告を求めます。
○産業経済委員長(中村千佐江君) (登壇)ただいま議題となりました十議案のうち、議案第一四〇号「令和二年度都城市
公設地方卸売市場事業特別会計補正予算(第一号)」について、審査いたしました経過及び結果を報告いたします。
本件については、公設地方卸売市場における関連商品売場棟の整備において、解体に伴う埋設物の撤去作業や処分に要する経費が想定以上であったこと及びテナントに要する工事費が増えたことから、工事請負費等の増額を行うものであると、執行部から説明がありました。
採決の結果、議案第一四〇号については、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
これをもちまして、産業経済委員長の報告といたします。
◎質 疑
○議 長(
江内谷満義君) 各委員長の報告が終わりましたので、これより質疑に入ります。
質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議 長(
江内谷満義君) 質疑はないようですので、質疑を終結いたします。
◎討 論
○議 長(
江内谷満義君) これより討論に入ります。
討論はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議 長(
江内谷満義君) 討論はないようですので、討論を終結いたします。
◎採 決
○議 長(
江内谷満義君) これより採決を行います。
議案第一三八号、議案第一三九号、議案第一四〇号、議案第一四一号、議案第一四二号、議案第一四三号、議案第一四四号、議案第一四五号、議案第一四六号及び議案第一四七号の、以上十議案の採決を一括して行います。
本件はいずれも
委員長報告のとおり、原案を可決することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議 長(
江内谷満義君) 御異議なしと認めます。
よって、以上十議案は、いずれも原案を可決いたしました。
◎日程第二六 議案第一四八号から 日程第二九 議案第一五四号まで
○議 長(
江内谷満義君) 次に、日程第二六 議案第一四八号「
工事請負契約の締結について」から、日程第二九 議案第一五四号「財産の取得について」までの、以上四議案を一括議題といたします。
◎
総務委員長報告
○議 長(
江内谷満義君) 本件について、
総務委員長の報告を求めます。
○
総務委員長(山内いっとく君) (登壇)ただいま議題となりました四議案につきまして、
総務委員会が審査を行いました経過及び結果を一括して報告いたします。
まず、議案第一四八号「
工事請負契約の締結について」は、都城市
一般廃棄物最終処分場(第三期)
処分場建設工事について、先般行われた一般競争入札の結果、吉原・丸昭・徳満特定建設工事共同企業体により落札され、同企業体との
工事請負契約を締結するものであります。
次に、議案第一四九号「
工事請負契約の締結について」は、都城市
一般廃棄物最終処分場(第三期)
浸出水処理施設建設工事について、先般行われた総合評価一般競争入札の結果、クボタ環境・はやま特定建設工事共同企業体により落札され、同企業体との
工事請負契約を締結するものであります。
次に、議案第一五二号「財産の無償貸付けについて」は、高城地区にあります旧四家小学校校舎及び旧四家小学校体育館について、令和三年四月一日から令和十三年三月三十一日までの十年間、建物の無償貸付けを行うことについて、議会の議決を求めるものです。
本施設は、平成二十三年三月定例会において議決し、宮崎市にあります晨星興産株式会社に、平成二十三年四月一日から令和三年三月三十一日まで十年間、冬虫夏草等の生産のための工場及び研究施設として貸し付けているものですが、同社から今後も引き続き十年間程度借用したいとの申出があったため、再度、建物の無償貸付けを行うものであります。
続いて、議案第一五四号「財産の取得について」は、
避難所用備蓄品屋内型テント及び目隠しシートを取得することについて、先般行われた指名競争入札の結果、中村消防防災株式会社都城営業所により落札され、契約を締結するため、議会の議決を求めるものであります。
以上が審査の経過であります。
採決の結果、議案第一四八号、議案第一四九号、議案第一五二号及び議案第一五四号につきましては、全会一致で可決すべきものと決定しました。
これをもちまして、
総務委員長の報告といたします。
◎質 疑
○議 長(
江内谷満義君)
総務委員長の報告が終わりましたので、これより質疑に入ります。
質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議 長(
江内谷満義君) 質疑はないようですので、質疑を終結いたします。
◎討 論
○議 長(
江内谷満義君) これより討論に入ります。
討論はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議 長(
江内谷満義君) 討論はないようですので、討論を終結いたします。
◎採 決
○議 長(
江内谷満義君) これより採決を行います。
議案第一四八号、議案第一四九号、議案第一五二号及び議案第一五四号の、以上四議案の採決を一括して行います。
本件はいずれも
委員長報告のとおり、可決することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議 長(
江内谷満義君) 御異議なしと認めます。
よって、以上四議案は、いずれも可決いたしました。
◎日程第三〇 議案第一五〇号から 日程第四九 議案第一七五号まで
○議 長(
江内谷満義君) 次に、日程第三〇 議案第一五〇号「財産の無償譲渡について」から、日程第四九 議案第一七五号「議決事項の変更について」までの、以上二十議案を一括議題といたします。
◎
文教厚生委員長報告
○議 長(
江内谷満義君) 本件について、
文教厚生委員長の報告を求めます。
○
文教厚生委員長(別府英樹君) (登壇)ただいま議題となりました二十議案につきまして、
文教厚生委員会が審査を行いました経過及び結果を報告いたします。
まず、議案第一五〇号「財産の無償譲渡について」及び議案第一五一号「財産の無償貸付けについて」は、都城市
山田養護老人ホーム霧峰園を民営化するに当たり、建物等の無償譲渡及び土地の無償貸付けを行うことについて、議会の議決を求めるものであります。
この建物等については、今後、老朽化による改築等が見込まれるものの、その際の県の補助金は法人所有が条件であることや移管後の経営圧迫を考慮し無償譲渡としたこと、また、土地については、養護老人ホームの事業継続を前提とした十年間の無償貸付けである旨の説明がありました。
議案第一五三号「財産の取得について」は、
都城市立学校児童生徒用コンピュータの取得について、公募型プロポーザル方式により契約の相手方が決定したため、議会の議決を求めるものである、との説明がありました。
これに関しては、委員より、グーグルOSを採用した理由やウィンドウズとの操作性等の違いについて質疑がありました。
執行部からは、「OS選定委員会を開催し、実際に現場で使っている小・中学校の教職員の代表を含め、学校現場での利活用、授業で使用する際の利点等の意見をもらい、安全面、管理面等の観点で、優位点、懸念点を点数化して選定した。長所としては、授業の進行を妨げない速度、子どもにとってシンプルで使いやすいこと、壊れにくさ、無料ソフトの充実等があり、使い勝手はウィンドウズとほぼ変わらない。」との説明がありました。
次に、議案第一五五号から議案第一六八号、議案第一七〇号及び議案第一七一号の「公の施設の
指定管理者の指定について」は、各施設の
指定管理者を議案のとおり指定することについて、議会の議決を求めるもので、審査において各所管課からは、各施設の
指定管理者候補者の概要、指定期間、施設及び業務の概要、選定結果並びに選定に際し提出された事業計画書等に関する説明がなされました。
最後に、議案第一七五号「議決事項の変更について」は、平成二十九年十二月二十日に議決された議案第一一九号「公の施設の
指定管理者の指定について」において、令和三年三月三十一日までとなっていた都城市
上長飯一万城地区体育館の指定の期間を、都城東公園内へ移転・新築及び令和三年十月からの供用開始に合わせて令和三年九月三十日まで延長することについて、議会の議決を求めるものである、との説明がありました。
以上が主な審査の経過であります。
採決の結果、議案第一五〇号、議案第一五一号、議案第一五三号、議案第一五五号、議案第一五六号、議案第一五七号、議案第一五八号、議案第一五九号、議案第一六〇号、議案第一六一号、議案第一六二号、議案第一六三号、議案第一六四号、議案第一六五号、議案第一六六号、議案第一六七号、議案第一六八号、議案第一七〇号、議案第一七一号及び議案第一七五号については、いずれも全会一致で可決すべきものと決定いたしました。
これをもちまして、
文教厚生委員長の報告といたします。
◎質 疑
○議 長(
江内谷満義君)
文教厚生委員長の報告が終わりましたので、これより質疑に入ります。
質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議 長(
江内谷満義君) 質疑はないようですので、質疑を終結いたします。
◎討 論
○議 長(
江内谷満義君) これより討論に入ります。
討論はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議 長(
江内谷満義君) 討論はないようですので、討論を終結いたします。
◎採 決
○議 長(
江内谷満義君) これより採決を行います。
議案第一五〇号、議案第一五一号、議案第一五三号、議案第一五五号、議案第一五六号、議案第一五七号、議案第一五八号、議案第一五九号、議案第一六〇号、議案第一六一号、議案第一六二号、議案第一六三号、議案第一六四号、議案第一六五号、議案第一六六号、議案第一六七号、議案第一六八号、議案第一七〇号、議案第一七一号及び議案第一七五号の、以上二十議案の採決を一括して行います。
本件はいずれも
委員長報告のとおり、可決することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議 長(
江内谷満義君) 御異議なしと認めます。
よって、以上二十議案は、いずれも可決いたしました。
◎日程第五〇 議案第一七六号
○議 長(
江内谷満義君) 次に、日程第五〇 議案第一七六号「市道の認定及び廃止について」を議題といたします。
◎
建設委員長報告
○議 長(
江内谷満義君) 本件について、
建設委員長の報告を求めます。
○
建設委員長(神脇清照君) (登壇)ただいま議題となりました議案について、
建設委員会が審査を行った経過及び結果を報告いたします。
議案第一七六号「市道の認定及び廃止について」は、十路線の認定及び一路線の廃止をするものであります。
これは、宅地分譲を目的とした開発行為により市に移管された道路の認定を行うものや、山之口運動公園整備事業の駐車場整備に伴い路線の認定を行うものである等の説明がありました。
一方、市道の廃止については、地域密着の物流事業サービス向上を図るためのトラックターミナルを新設するに当たり、周囲は申請者所有の土地であり、ほかに支障はなく、周辺の耕作者等にも同意を得て廃止するものである等の説明がありました。
採決の結果、議案第一七六号につきましては、全会一致で可決すべきものと決定いたしました。
これをもちまして、
建設委員長の報告といたします。
◎質 疑
○議 長(
江内谷満義君)
建設委員長の報告が終わりましたので、これより質疑に入ります。
質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議 長(
江内谷満義君) 質疑はないようですので、質疑を終結いたします。
◎討 論
○議 長(
江内谷満義君) これより討論に入ります。
討論はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議 長(
江内谷満義君) 討論はないようですので、討論を終結いたします。
◎採 決
○議 長(
江内谷満義君) これより採決を行います。
議案第一七六号は、
委員長報告のとおり、可決することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議 長(
江内谷満義君) 御異議なしと認めます。
よって、議案第一七六号は、可決いたしました。
◎日程第五一 議案第一六九号から 日程第五四 議案第一七四号まで
○議 長(
江内谷満義君) 次に、日程第五一 議案第一六九号から、日程第五四 議案第一七四号までの「公の施設の
指定管理者の指定について」の、以上四議案を一括議題といたします。
◎産業経済
委員長報告
○議 長(
江内谷満義君) 本件について、産業経済委員長の報告を求めます。
○産業経済委員長(中村千佐江君) (登壇)ただいま議題となりました議案第一六九号、議案第一七二号、議案第一七三号及び議案第一七四号「公の施設の
指定管理者の指定について」、産業経済委員会が審査を行った経過及び結果を報告いたします。
議案第一六九号は、都城市カンガエールプラザの
指定管理者を議案のとおり指定することについて、また、議案第一七二号、議案第一七三号及び議案第一七四号は、高城総合支所管内における各施設の
指定管理者を議案のとおり指定することについて、議会の議決を求めるもので、審査において、執行部からは、各施設の
指定管理者候補者の概要、指定期間、施設及び業務の概要、選定結果等に関する説明がなされました。
これに対し、委員から、議案第一七二号、議案第一七三号及び議案第一七四号における施設の老朽化の度合いについて質疑があり、執行部からは、現在のところ、老朽化については見受けられない状況である、との答弁がありました。
採決の結果、議案第一六九号、議案第一七二号、議案第一七三号及び議案第一七四号については、全会一致で可決すべきものと決定いたしました。
これをもちまして、産業経済委員長の報告といたします。
◎質 疑
○議 長(
江内谷満義君) 産業経済委員長の報告が終わりましたので、これより質疑に入ります。
質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議 長(
江内谷満義君) 質疑はないようですので、質疑を終結いたします。
◎討 論
○議 長(
江内谷満義君) これより討論に入ります。
討論はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議 長(
江内谷満義君) 討論はないようですので、討論を終結いたします。
◎採 決
○議 長(
江内谷満義君) これより採決を行います。
議案第一六九号、議案第一七二号、議案第一七三号及び議案第一七四号の、以上四議案の採決を一括して行います。
本件はいずれも
委員長報告のとおり、可決することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議 長(
江内谷満義君) 御異議なしと認めます。
よって、以上四議案は、いずれも可決いたしました。
◎日程第五五 議案第一七七号から 日程第五八 議案第一八〇号まで
○議 長(
江内谷満義君) 次に、日程第五五 議案第一七七号「都城市
固定資産評価審査委員会委員の選任につき議会の同意を求めることについて」から、日程第五八 議案第一八〇号「都城市
公平委員会委員の選任につき議会の同意を求めることについて」までの、以上四議案を一括議題といたします。
◎討 論
○議 長(
江内谷満義君) 議題に対する提案理由の説明と質疑は既に終わっておりますので、これより討論に入ります。
討論はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議 長(
江内谷満義君) 討論はないようですので、討論を終結いたします。
◎採 決
○議 長(
江内谷満義君) これより採決を行います。
議案第一七七号、議案第一七八号、議案第一七九号及び議案第一八〇号の、以上四議案の採決を一括して行います。
本件は、いずれもこれに同意することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議 長(
江内谷満義君) 御異議なしと認めます。
よって、以上四議案は、いずれもこれに同意いたしました。
○議 長(
江内谷満義君) 午後一時まで休憩いたします。
=休憩 十一時五十五分=
=開議 十三時 〇〇分=
○議 長(
江内谷満義君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
◎日程第五九 請願二第二号
○議 長(
江内谷満義君) 次に、日程第五九 請願二第二号「「
網膜色素変性症」患者への支援充実に関する請願書」を議題といたします。
◎
文教厚生委員長報告
○議 長(
江内谷満義君) 本件について、
文教厚生委員長の報告を求めます。
○
文教厚生委員長(別府英樹君) (登壇)ただいま議題となりました請願二第二号「「
網膜色素変性症」患者への支援充実に関する請願書」について、
文教厚生委員会が審査いたしました経過及び結果を御報告申し上げます。
本請願の趣旨は、国の難病指定を受けている「
網膜色素変性症」が夜間や暗所で見えづらかったり、明るい場所で光がまぶしかったり、視野狭窄等の初期症状から症状が徐々に進行すると、視力低下の後、失明する場合もある病気であるにも関わらず、確実な治療法が確立されていません。そこで、患者一人一人が安心・安全で質の高い生活を送ることができるよう、視覚障がい者への移動手段支援としてタクシー券配付対象の拡充、暗所での見えづらさを緩和する高額な暗所視支援眼鏡の福祉機器補助対象への追加を求めるものであります。
審査においては、請願の紹介議員に出席を求め、本会議での補足説明を踏まえ、様々な質疑を行いました。
それに対する紹介議員の答弁を要約すると、次のとおりであります。
都城保健所の保健所業務概要によれば、指定難病に対する特定医療費の受給者証の交付件数が市内で約一千三百件、うち「
網膜色素変性症」は六十三件となっていること。視覚障がいによって車の運転ができない方がおり、移動に付き添うガイドヘルパーという支援も全ての障がい等級の方へは行き届いておらず、タクシー券の対象者も視覚障がいの等級では一・二級の方のみとなっていること。暗所視支援眼鏡は、数年前にできた比較的新しいもので類似するものもなく、価格は四十万円程度と高額で、現在は全額自己負担であること、ということでありました。
採決に当たっては、委員から、弱者救済の考えに立ち援助をすることは大事なことであるといった意見や、暗所視支援眼鏡は高額で、救済のためには補助対象とすべきであり、視覚障がい者の外出を支援するためにタクシー券配付対象も拡大すべきであるといった意見、また、見えないことは不安であり、少しでも安心できるよう支援すべきといった意見の賛成討論がありました。
採決の結果、請願二第二号は、全会一致で採択するとともに、市当局へ送付し、その処理の経過と結果の報告を請求すべきものと決定いたしました。
これをもちまして、
文教厚生委員長の報告といたします。
◎質 疑
○議 長(
江内谷満義君)
文教厚生委員長の報告が終わりましたので、これより質疑に入ります。
質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議 長(
江内谷満義君) 質疑はないようですので、質疑を終結いたします。
◎討 論
○議 長(
江内谷満義君) これより討論に入ります。
討論はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議 長(
江内谷満義君) 討論はないようですので、討論を終結いたします。
◎採 決
○議 長(
江内谷満義君) これより採決を行います。
請願二第二号については、押しボタンにより採決を行います。
表決に参加する議員は、参加ボタンを押してください。
参加ボタンの押し漏れはありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議 長(
江内谷満義君) 表決参加を締め切ります。
本請願に対する委員長の報告は採択であります。
請願二第二号を採択することに賛成の議員は賛成ボタンを、反対の議員は反対ボタンを押してください。
ボタンの押し間違いはありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議 長(
江内谷満義君) ないものと認めます。
賛成多数。
よって、請願二第二号は、採択することに決定いたしました。
ただいま採択されました請願二第二号については、都城市議会会議規則第百四十一条の規定により、市長その他の関係機関に送付し、その処理の経過及び結果の報告を請求したいと思いますが、これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議 長(
江内谷満義君) 御異議なしと認めます。
よって、請願二第二号については、市長その他の関係機関に送付し、その処理の経過及び結果の報告を請求することに決定いたしました。
◎日程第六〇 請願二第三号
○議 長(
江内谷満義君) 次に、日程第六〇 請願二第三号「「安心安全な教育環境のための少人数学級を求める意見書」の採択を求める請願書」を議題といたします。
◎
文教厚生委員長報告
○議 長(
江内谷満義君) 本件について、
文教厚生委員長の報告を求めます。
○
文教厚生委員長(別府英樹君) (登壇)ただいま議題となりました請願二第三号「「安心安全な教育環境のための少人数学級を求める意見書」の採択を求める請願書」について、
文教厚生委員会が審査いたしました経過及び結果を御報告申し上げます。
本請願は、国は予算の見直しを含め二十人学級を目指しながら、早急に三十人以下の学級編制とし、安心・安全な教育環境と一人一人と丁寧に関わる学びの保障を両立させるべきという趣旨の下、子どもたちの命と健康を守り、成長と発達を保障するため二十人学級を展望し、少人数学級を実現するため、標準法を改正し、教職員定数改善計画を立てることについて、国へ意見書の提出を求めるものであります。
審査においては、請願の紹介議員に説明を求め、その後、質疑を行いました。
まず、請願書で国への要望としてうたわれている二十人学級を展望する根拠については、新型コロナウイルス感染症対策として、現在の学級の広さでは国が求めるソーシャルディスタンスが確保できず、密が避けられないことに加え、国際的にも二十人がスタンダードであるが、あくまでも将来的な展望である、との答弁でした。
財政的な負担に関する質疑に対しては、試算によると残りわずかな配置で三十五人学級が実現でき、定数どおりの配置であれば、三十人学級も比較的容易に実現できる旨の答弁がありました。
教職員希望者の減少や退職者も多い中、配置できるか、との質疑に対しては、標準法が改正されずに計画的な雇用につながらないためであり、少人数学級により一学級の児童・生徒数が減れば、業務量の減少や働き方改革につながる、との答弁がありました。
ほかに、今回の請願は意見書を出すための請願であるが、採択された際の意見書に二十人学級の記載がされるのか、との質疑に対しては、まずは三十人の少人数学級にしてほしい旨の表現になるのではないか、との答弁がありました。
その後、委員間の自由討議が行われ、三十人学級を目指すのがよいとする意見や、子どもたちの気持ちを優先すべきで調査が必要であるとの意見が出ました。
また、二十人学級への展望に対する考えについて、教室は福祉の場とも言われ、団体行動等を考えると少なければよいとも言えないといった意見が出されました。
最後に討論を行い、将来的に二十人学級を展望するが、まずは三十人学級を含めた少人数学級実現のため、国に標準法を改正してほしいと考える旨の賛成討論がありました。
採決の結果、請願二第三号は、委員長を除く六名の委員中一名の賛成により不採択とすべきものと決定いたしました。
これをもちまして、
文教厚生委員長の報告といたします。
◎質 疑
○議 長(
江内谷満義君)
文教厚生委員長の報告が終わりましたので、これより質疑に入ります。
質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議 長(
江内谷満義君) 質疑はないようですので、質疑を終結いたします。
◎討 論
○議 長(
江内谷満義君) これより討論に入ります。
討論の通告がありますので、発言を許します。
まず、森りえ議員の発言を許します。
森りえ議員。
○(森 りえ君) (登壇)ただいま議題となっております請願二第三号「「安心安全な教育環境のための少人数学級を求める意見書」の採択を求める請願書」について、賛成の立場で討論します。
この請願は、国に対して、早急に三十人以下学級編制を目指し、標準法を改正し、教職員定数改善計画を立てることを求めるものであり、それによって、子どもたちの命と健康を守り、成長と発達の保障を求めるものです。
国際的スタンダードである二十人学級は将来的な展望であり、早急に二十人以下学級にしてほしいというものではありません。
一斉休校期間の明けた後に実施された国立成育医療研究センターの新型コロナウイルス感染症に対する子どもたちの意識についての調査結果を見ると、七二%の子どもたちが何らかのストレスを抱えていることも分かっています。子どものストレスは、大人が思う以上に高く、マスクは表情が見えにくく、互いの変化に気づきにくい。その分、子どもたちの声にしっかり耳を傾ける必要があることも分かりました。
教育の目的は、学力向上だけでなく、子どもたちの人格を形成することにあります。国は、感染症にも安心・安全な教育環境と、一人一人と丁寧に関わる学びの保障を両立させる責任があります。そのためには、義務教育標準法を改正して学級編制を引き下げるべきであり、教職員定数改善計画を立てることが必要です。この法改正が確定すれば、都道府県・政令市は安心して教職員を正規採用することもできます。
これまで、少子化で教職員定数が減っていくという不安から、臨時的任用教職員が急激に増やされてきました。非常勤教員も増加し、そのためもあって、病気やけがや出産等のための教職員の代替者が見つからないということが頻繁に起こっています。近年では、年度の初めから欠員のままとなるなど、深刻な状況となっています。
新型コロナウイルス感染症拡大の収束が見えない今、学校でも新しい生活様式を確保してほしい、様々な心身の影響を受ける子どもたち一人一人に目が行き届き、みんなが健やかに豊かに学び合えるようにしてほしいと、少人数学級を求める世論が高まっています。学校では現在、小学校一年生のみが上限三十五人学級で、他の学年は上限四十人です。これでは、子どもたちを新型コロナウイルス感染から守ることは困難な状況です。
二〇一九年度の全国公立小・中学校の状況を見ると、都道府県や市町村独自の取組による少人数学級が行われることと上限制度であることによって、小学校では三〇%、中学校では二二%の学級が既に二十人以下となっています。一方、三十六人以上の学級が小学校では七%、中学校では二一%あります。文部科学大臣は、三十人学級を十年かけて実施するという構想を持っていると報道されています。四十五人学級から四十人学級に改善されたとき、小学校一年生から一年ごとに対象学年を拡大し、四十人学級となるのに十二年かかりました。
日本の教室の面積は明治時代以来変わっておらず、そこに四十人を詰め込むのは、物理空間として限界に達しています。四十人学級では、子どもが黙っていても教員の声が聞こえづらくなるというのは、実証実験も二〇一三年に公表されています。政府が進めている子どもたちに一人一台端末を整備するGIGAスクールも、四十人学級では実施できません。GIGAスクールは、単純にパソコンやタブレットを使って授業をすればいいというものではありません。タブレットは一つのツールにすぎす、タブレットだけが机の上にあるわけではありません。日本の机は最近の新JIS規格でも小さく、タブレットと教科書や資料を一遍に乗せると机の上からあふれてしまいます。机を大きくすれば、四十人学級ではますます無理になります。物理空間としての日本の教室の面積の限界や机のサイズ、後ろの席に教師の声が届かないということを考えると、将来的には二十人学級を展望することも必要なのではないかと考えます。
少人数学級は安心・安全な教育環境のためのもので、子どもたちに行き届いた教育を行うための重要な教育条件です。
以上の理由により、請願を採択すべきものであると考え、賛成討論を終わります。
○議 長(
江内谷満義君) 以上で、森りえ議員の発言を終わります。
次に、音堅良一議員の発言を許します。
音堅良一議員。
○(音堅良一君) (登壇)ただいま議題となっております請願二第三号「「安心安全な教育環境のための少人数学級を求める意見書」の採択を求める請願書」について、反対の立場から討論いたします。
この請願は、コロナ禍において少人数学級を求める世論が高まり、国際的にスタンダードである二十人学級を目指し、少人数学級を実現することと併せて標準法を改正し、教職員定数改善計画を立てることです。また、二十人学級を目指す理由として、一クラス二十人以下でなければ二メートルのソーシャルディスタンスが取れないこと、OECD経済協力開発機構加盟三十七カ国の生徒数は、小学校で平均二十一人、中学校で平均二十三人であり、比較すると日本は過密であることとあります。
以上のことを採択し、国へ意見書を提出してほしいという趣旨であります。
二十人学級を目指すには、教室と教員確保、そして、財源が必要になります。三十人学級とした場合でも、教員を八万人から九万人増やす必要があると言われており、さらに教員を増やすことによる質の低下が危惧されています。
新型コロナウイルス感染症対策を理由に、二十人以下でなければならないとのことですが、子どもたちは椅子に座ったままでなく、教室内を動き回りますので、実際にはソーシャルディスタンスは取れないと思います。また、新しい感染症が発生し、子どもたちへの感染力の強いウイルスが発生すれば、幾ら少人数学級にしていても、休校や学校閉鎖になります。それと、OECDの生徒数の平均を示されましたが、加盟国の大半は二十人を超えていますので、二十人学級を展望する必要はないと思います。
平成二十二年度に行われた「今後の学級編制及び教職員定数の改善に関する教育関係団体ヒアリング」の主な意見概要には、国民からの意見募集の結果があります。小・中学校の学級規模について、二十六人から三十人を望む人は保護者で四八%、教職員で七四%となっており、一位となっております。一方、二十人以下を望む人は保護者で一〇%、教職員で六%となっており、四位で圧倒的に少ないことが分かります。
また、同教育関係団体ヒアリングの主な意見概要には、学級規模が小さくなり過ぎる場合の課題として、「少人数の中でのグループ化など、人間関係づくりの面で懸念がある。」「集団的教育が効果的に行えるかどうか、社会性を育む上での問題点がないかどうか等についても十分議論する必要がある。」とあります。そして、小人数学級については、一人一人の児童・生徒に向き合う時間を十分確保するとともに、きめ細やかな指導が展開できるよう、三十人学級の完全実施をと、教育関係団体の意見がまとめられております。
新型コロナウイルス感染症感染拡大の影響で、多くの小・中学校が今年休校になりましたが、休校を機に、学校の役割について、教育の場としてだけでなく子どもの居場所であり、健やかな成長を促す場であると、改めて指摘されるようになりました。学校は、狭い意味での教育にとどまらない福祉的な価値、例えば、健康的な生活リズム、子どもの安全な居場所等を担っていることなど、福祉的な役割に注目する意見が多く出されております。
以上のことから、過度な少人数学級への実現について理解できるものではありません。二十人学級を目指し、少人数学級を実現しようとするこの請願については、不採択すべきと思います。
以上で、反対討論を終わりますが、議員各位の御賛同を賜りますようよろしくお願い申し上げます。
○議 長(
江内谷満義君) 以上で、音堅良一議員の発言を終わります。
以上で、通告による討論を終わります。
ほかに討論はありませんか。
福島勝郎議員。
○(福島勝郎君) (登壇)ただいま議題となっております請願二第三号「「安心安全な教育環境のための少人数学級を求める意見書」の採択を求める請願書」について、賛成の立場で討論いたします。
反対討論の方は、少人数学級に反対をするのでしょうか。私は十二月定例会の一般
質問で、少人数学級について
質問しました。教育長は、日本は世界的に見ても大人数の学級であることから、学級を少人数学級にしていく必要があり、児童・生徒一人一人を適切に把握し、導くためにも必要だとの考えを述べられました。この請願にもありますOECD諸国との比較では、一学級当たりの日本の生徒数は、小学校ではOECD平均二十一人に対して二十七人、中学校はOECD平均二十三人に対して三十二人で過密であること、GDPに対する教育の支出の額は、三十八カ国中下から二番目の三十七位でとても少ないことが指摘されています。
新型コロナウイルス感染症対策として、「新しい生活様式」を学校現場においても導入することが求められています。義務教育標準法で定められた一クラスの人数を上限四十人、小学校一年生は三十五人ですが、文部科学省施設助成課によると、教室の広さは平均六十四平方メートルであり、四十人の場合は、机を並べて一メートル以上の間隔を保つのは難しくなると言っています。新型コロナウイルスをはじめとする感染症対策を文部科学省がまとめた「学校における新型コロナウイルス感染症に関する衛生管理マニュアル」は、人との間隔について、感染レベルが低い地域は一メートルを目安に最大限の間隔、高い地域ではできるだけ二メートル程度空けるよう求めています。平均面積約六十四平方メートルの教室に四十人いると、一、二メートルの間隔を空けるのは難しいと言っています。
本請願は、将来的に二十人学級を展望するが、質疑で明らかになったように、教育環境の改善やウィズコロナ時代を見据え、急ぎ少人数学級を実現するために意見書の採択を求める、これが本請願の趣旨であります。
繰り返しますが、二十人学級の早急な実現を求めているものではありません。新型コロナウイルスの感染拡大の中で学校が休業に至ったこと、OECD諸国の中でも日本の一学級当たりの児童・生徒数が多いこと、全国知事会会長、全国市長会会長、全国町村会会長が少人数学級を求める要請を行っていることなどから、学級の児童・生徒数を引き下げることは必然的なものです。県内では、三十人以下の学級が小学校で五五%、中学校で三六%であり、三十六人以上の学級は小学校で九%、中学校で一七%です。国は早急に三十人学級の実現はできないが、一応三十五人学級を目指す方針であると言われています。
本議会としても、少人数学級を実現していくという本請願の趣旨を尊重し、本請願を採択すべきであることを訴え、賛成討論を終わります。
○議 長(
江内谷満義君) 以上で、福島勝郎議員の発言を終わります。
ほかに討論はありませんか。
長友潤治議員。
○(長友潤治君) (登壇)ただいま議題となっております請願二第三号「「安心安全な教育環境のための少人数学級を求める意見書」の採択を求める請願書」について、反対の立場で討論いたします。
まず、冒頭申し上げたいのは、今後、我が国の小・中学校に少人数学級制を取り入れることには全く同感であり、異論はありません。しかしながら、なぜ本請願書に同意できないかは、本請願書の妥当性に疑問を感じるからであります。その理由をただいまから述べます。
まず、本請願書を読む限り、本請願書は国に対し将来的に二十人学級を目指すことの意見書を提出することを本市議会に求める請願書であると読み取れます。しかし、本請願書が上程された十二月十日の本会議場における請願書に対する紹介議員の補足説明の中で、このような発言がありました。
「昨日、請願者と改めてお話をしたところ、本請願書の趣旨は、実は三十人学級にすることを国に求める意見書を提出することであった。」という内容の説明が述べられました。しかし、請願書というものは、そもそも請願書に記載されていることが全てであり、それによって判断せざるを得ません。請願書に記載されていることと内容が大きく違う説明は、説明とは言えず修正であると思います。もし紹介議員の説明どおりであれば、本請願書は二十人の少人数学級を目指すことを目的としているのか、または、三十人の少人数学級導入を求めていることなのか、判断に苦しみます。一体どちらを請願者が求めているのか不明瞭であり、混乱する内容になります。紹介議員はそのことを、提出される前日に認識されていたのであれば、本来、修正された請願書を提出すべきではなかったのでしょうか。なぜ修正されていない請願書を提出されたのか、疑問を感じます。
このようなことを踏まえると、本請願書には請願者の意向が正確に反映されているとは言えず、請願書の妥当性に欠けるものではないかと思います。したがって、そのような内容の請願書には到底同意できるものではありません。
改めて述べますが、少人数学級を今後導入すること自体、賛成であります。国においても、少人数学級導入については賛否両論あり、財務省と文部科学省では大きく意見が分かれております。今後さらに議論が深められ、課題が解決されることで、将来的には少人数学級が導入されることを願うものであります。
しかしながら、本請願書につきましては、先ほど述べました理由により不採択にせざるを得ないと判断するものです。
以上で、反対討論を終わりますが、議員各位の御賛同を賜りますようよろしくお願いいたします。
○議 長(
江内谷満義君) 以上で、長友潤治郎議員の発言を終わります。
ほかに討論はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議 長(
江内谷満義君) 討論はないようですので、討論を終結いたします。
◎採 決
○議 長(
江内谷満義君) これより採決を行います。
請願二第三号については、押しボタンにより採決を行います。
表決に参加する議員は、参加ボタンを押してください。
参加ボタンの押し漏れはありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議 長(
江内谷満義君) 表決参加を締め切ります。
本請願に対する委員長の報告は不採択であります。
請願二第三号を採択することに賛成の議員は賛成ボタンを、反対の議員は反対ボタンを押してください。
念のため、もう一度繰り返します。
請願二第三号を採択することに賛成の議員は賛成ボタンを、反対の議員は反対ボタンを押してください。
ボタンの押し間違いはありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議 長(
江内谷満義君) ないものと認めます。
賛成少数。
よって、請願二第三号は不採択とすることに決定いたしました。
◎日程第六一
議員提出議案第七号
○議 長(
江内谷満義君) 次に、日程第六一
議員提出議案第七号「三十人学級の推進及び小・中学校のICT環境に関する意見書」を議題といたします。
◎
提案理由説明
○議 長(
江内谷満義君) 議題に対する提案理由の説明を求めます。
○(山内いっとく君) (登壇)ただいま議題となっております
議員提出議案第七号「三十人学級の推進及び小・中学校のICT環境に関する意見書」について、提案理由の説明を行います。
まず、コロナ禍をきっかけに少人数学級の議論が活発になっておりますが、学校現場では、いじめや不登校などの課題や教職員の働き方などの問題が長年議論されておりました。誰一人取り残さない教育やきめ細やかな教育として少人数指導やGIGAスクール構想などがあり、少人数学級についても、新型コロナウイルス感染症対策としてではなく、誰一人取り残さない教育、きめ細やかな教育を行うために、一体的な推進が必要であると考えます。
次に、日本PTA全国協議会や全国都道府県教育長協議会など二十四団体を対象に、平成二十二年に文部科学省が行った「今後の学級編制及び教職員定数の改善に関する教育関係団体ヒアリング」によると、望ましい学級規模は二十六人から三十人を挙げる意見が六一%であり、二十人以下を求める声は九%と少なく、三十人学級が望まれております。
国においても、今年度、少人数学級の推進について様々な政党が決議文や要望の声を挙げており、このタイミングで党派を超えて要望していくことが望ましいと考えます。また、県が公表している令和二年度五月時点での生徒数のデータを基に少人数学級を試算してみると、本市の現状として、三十人学級にする場合、学級数が約七十学級増え、教員が約百人必要となってきます。二十人学級の場合は、学級数が約三百学級増え、教員が約三百五十人必要になります。二十人学級は教室や教員の確保が難しく、三十人学級を段階的かつ計画的に進めていくことが求められており、現場の先生の声としても、十年・二十年の長期的な視点でのロードマップを求めておられます。本市も毎年、要望を上げているようで、市とも歩調を合わせて、市議会として意見を上げていきたいと考えております。
そして現在でも、学校には専科教員や少人数指導の加配教員などがおりますが、これらの先生は学校にとってニーズがあり、別途、少人数学級のための教員が必要となってきます。今後、GIGAスクール構想が進めば、教育においてもデジタル人材が必要になってくると考えます。ハード・ソフトともに、人材についても一体的に整備していく必要があると考えます。
以上の理由から、義務教育段階において個別最適な学びを実現するために、次の三点を要望します。
一 三十人学級の取組を段階的かつ計画的に進める観点から、義務教育標準法を改正し、基礎定数及び加配定数の改善を図り、財政措置として、義務教育費国庫負担の拡充を図ること。
二 義務教育段階のICT環境の整備をさらに進め、教育支援システムの整備とともに、活用する人材の育成、各地域や学校の実情に応じた支援の在り方を検討すること。
三 教育の質を確保するとともに、地方公共団体が所要の教職員及び教室の確保に見通しをもって計画的に取り組むことができるような方策を示すこと。
以上で、提案理由の説明を終わりますが、議員各位の御賛同をよろしくお願いします。
◎委員会付託の省略
○議 長(
江内谷満義君) 提案理由の説明が終わりましたので、この際、お諮りいたします。
本件については、委員会付託を省略したいと思いますが、これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議 長(
江内谷満義君) 御異議なしと認めます。
よって、委員会付託を省略することに決定いたしました。
なお、質疑・討論については、通告を省略することにいたします。
◎質 疑
○議 長(
江内谷満義君) これより質疑に入ります。
質疑はありませんか。
森りえ議員。
○(森 りえ君) 四点伺います。
まず、一点目です。
ここに基礎定数及び加配定数とありますが、基礎定数と加配定数とは一体どのようなものなのか。
二点目、基礎定数と加配定数の改善を図るとどう変わっていくのか。
三点目、GIGAスクール構想の中で、教材作成システムの問題とかありますが、ネット依存への対策をどう考えるのか。
四点目、安定的に教職員を配置するためには、何をしないといけないのか、伺います。
○議 長(
江内谷満義君) 山内いっとく議員。
○(山内いっとく君) まず、答えられる部分について答えさせていただきたいと思います。
基礎定数とは、小学校の学級数に応じて確定される教員数のことでございます。加配定数ですが、学級数に応じて小学校は一・二九倍、また、中学校はそれよりも高い数字が加配定数としてあります。
第二に改善するとどうなるかということですが、まず、きめ細やかな教育を行うためには、少人数学級だけではなく、そのような加配定数を改善し、教員数を増やすことも望まれております。教員の数を増やすことによって、学校全体を見る先生ができたり、また、昼休みに遊ぶ先生ができたり、専門の教科を配置することによって専門的な指導ができたりなど、様々な場面でニーズがあり、改善することによって教育の場が、よりきめ細やかな教育ができる環境になっていきます。
三つ目、GIGAスクール構想の中で、ネット依存の話が出てきましたが、これはまさに課題として今後も考えられることでありますが、これも加配定数などの教員の先生方を利用していくことが求められるのかと考えております。
今後もICT環境の整備が進めば、それに関する教職員の負担等もより増えていくことが考えられますので、GIGAスクール構想と一体的な少人数学級を望むものであります。
四つ目に、安定的な対応をしていくためにということでしたが、そのためにも早急な三十人学級とかではなく、計画的にかつ段階的に進めていく。国にはロードマップを提示していただきたい。そうすることによって、地方自治体または学校の現場が効率よく対応していくことが可能だと考えております。
以上で説明を終わります。
○議 長(
江内谷満義君) 森りえ議員。
○(森 りえ君) 加配定数が現在、宮崎県内ではどのように使われているのか。
もう一つ、教員の質を確保するために、地方公共団体が所要の教職員及び教室の確保に見通しをもって計画的に取り組むために法の改正は必要ないのか、伺います。
○議 長(
江内谷満義君) 山内いっとく議員。
○(山内いっとく君) 加配定数が宮崎県内ではどのように使われているかということでしたが、専科の先生であったり、少人数学級の指導の先生だったりと使われております。
二番目について聞き取れなかったので、もう一度お願いしたいと思います。
○議 長(
江内谷満義君) 森りえ議員。
○(森 りえ君) 教員の質を確保するとともに、地方公共団体が所要の教職員及び教室の確保に見通しをもって計画的に取り組むことができるためには法の改正が必要ではないのかと考えますが、いかがですか。
○議 長(
江内谷満義君) 山内いっとく議員。
○(山内いっとく君) 教育の質の確保についてですが、現在、宮崎県の教員採用試験の倍率は、昨年度が小学校が一・六倍、今年度が一・八倍でした。二倍を切ると、質としてどうかという議論があります。それもありますので、速やかな三十人学級となった場合、そこら辺の質も考慮してもらう必要があうかと思います。そういうことを踏まえて、何か法の改善をということで、方策をということで言っております。法律の改善についてまでは言及していないところなので、お答えできないところです。
○議 長(
江内谷満義君) 質疑は一人三問という申合せになっております。
以上で、森りえ議員の発言を終わります。
ほかに質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議 長(
江内谷満義君) 質疑はないようですので、質疑を終結いたします。
◎討 論
○議 長(
江内谷満義君) これより討論に入ります。
討論はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議 長(
江内谷満義君) 討論はないようですので、討論を終結いたします。
◎採 決
○議 長(
江内谷満義君) これより採決を行います。
議員提出議案第七号は、押しボタンにより採決を行います。
表決に参加する議員は、参加ボタンを押してください。
参加ボタンの押し漏れはありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議 長(
江内谷満義君) 表決参加を締め切ります。
議員提出議案第七号は、原案を可決することに賛成の議員は賛成ボタンを、反対の議員は反対ボタンを押してください。
ボタンの押し間違いはありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議 長(
江内谷満義君) ないものと認めます。
賛成多数。
よって、
議員提出議案第七号は、原案を可決いたしました。
お諮りいたします。
ただいま可決されました
議員提出議案第七号については、都城市議会会議規則第四十三条の規定により、条項、字句、数字、その他の整理を必要とするときは、その整理を議長に委任されたいと思いますが、これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議 長(
江内谷満義君) 御異議なしと認めます。
よって、
議員提出議案第七号については、条項、字句、数字、その他の整理は議長に委任することに決定いたしました。
◎日程第六二 議案第一八一号
○議 長(
江内谷満義君) 次に、日程第六二 議案第一八一号「令和二年度都城市
一般会計補正予算(第六号)」を議題といたします。
◎
提案理由説明
○議 長(
江内谷満義君) 議題に対する市長の提案理由の説明を求めます。
○市 長(池田宜永君) (登壇)ただいま上程されました議案第一八一号「令和二年度都城市
一般会計補正予算(第六号)」につきまして、御説明申し上げます。
今回、緊急に御提案申し上げました補正予算は、国の予備費使用による国庫支出金の内定に伴い、ひとり親世帯へ臨時特別給付金を再支給するために必要な経費七千二百五十六万円を追加し、予算の総額を一千百九十一億八千九百二十六万八千円に補正しようとするものであります。
なお、この歳出予算に対する歳入予算としましては、国庫支出金を計上しております。
以上で、提案理由の説明を終わりますが、よろしく御審議の上、御賛同くださいますようお願い申し上げます。
◎委員会付託の省略
○議 長(
江内谷満義君) 提案理由の説明が終わりましたので、この際、お諮りいたします。
本件については、委員会付託を省略したいと思いますが、これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議 長(
江内谷満義君) 御異議なしと認めます。
よって、お諮りしましたとおり、委員会付託を省略することに決定いたしました。
なお、質疑・討論については、通告を省略することにいたします。
◎質 疑
○議 長(
江内谷満義君) これより質疑に入ります。
質疑はありませんか。
森りえ議員。
○(森 りえ君) ひとり親世帯への特別給付金の給付事業ですが、対象世帯数と給付を受けるための手続方法について伺います。
○議 長(
江内谷満義君) 福祉部長。
○福祉部長(黒木千晶君) お答えいたします。
対象世帯でございますが、十二月十一日時点で二千百二十二世帯でございます。
手続方法でございますが、十二月十一日時点で既に前回のひとり親世帯臨時特別給付金を受給している方については、申請が不要です。ただし、十二月十一日時点で新型コロナウイルス感染症の影響により家計が急変し、収入が児童扶養手当の対象となる水準に下がった方などで、ひとり親世帯臨時特別給付金を受給していない場合も、申請することで受給可能となります。
○議 長(
江内谷満義君) 以上で、森りえ議員の発言を終わります。
ほかに質疑はありませんか。
筒井紀夫議員。
○(筒井紀夫君) 今話を伺ったのですけれども、これについて国のほうでは年内にという話があったわけですけれども、市としては日程的にはどういう具合になっているのか、お聞きします。
○議 長(
江内谷満義君) 福祉部長。
○福祉部長(黒木千晶君) それではお答えいたします。
十二月二十一日に支給予定でございます。
○議 長(
江内谷満義君) 以上で、筒井紀夫議員の発言を終わります。
ほかに質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議 長(
江内谷満義君) 質疑はないようですので、質疑を終結いたします。
◎討 論
○議 長(
江内谷満義君) これより討論に入ります。
討論はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議 長(
江内谷満義君) 討論はないようですので、討論を終結いたします。
◎採 決
○議 長(
江内谷満義君) これより採決を行います。
議案第一八一号については、押しボタンにより採決を行います。
表決に参加する議員は、参加ボタンを押してください。
参加ボタンの押し漏れはありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議 長(
江内谷満義君) 表決参加を締め切ります。
議案第一八一号は、原案を可決することに賛成の議員は賛成ボタンを、反対の議員は反対ボタンを押してください。
ボタンの押し間違いはありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議 長(
江内谷満義君) ないものと認めます。
賛成多数。
よって、議案第一八一号は、原案を可決いたしました。
◎閉 会
○議 長(
江内谷満義君) 以上で、本定例会の付議事件は全て議了いたしました。
これをもって、令和二年第六回都城市議会定例会を閉会いたします。
=閉会 十四時〇〇分=...